第9章 心臓血管系に作用する薬物
問31 E

ベザフィブラートは,陰イオン交換樹脂で,消化管で胆汁酸を吸着する作用を有する.

正解

不正解

ベザフィブラートは,核内受容体の1つであるペルオキシソーム増殖剤活性化レセプターα(PPARα)を活性化し,TG,VLDLの合成を低下させる薬物である. 消化管で胆汁酸を吸着させコレステロール低下作用を示す陰イオン交換樹脂としてコレスチラミン,コレスチミドがある.