問1 A. COX-1,COX-2 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の胃粘膜障害や腎機能障害は,シクロオキシゲナーゼ(COX-1)阻害作用による.
問2 A. COX-1,COX-2 ジクロフェナクナトリウムのヒスタミン,ブラジキニンの産生抑制作用は,シクロオキシゲナーゼ(COX-1) 阻害作用による.
問3 A. COX-1,COX-2 誘導型シクロオキシゲナーゼ(COX-2)を比較的選択的に阻害する非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は,エトドラクである.
問4 A. COX-1,COX-2 メロキシカムは,シクロオキシゲナーゼ(COX-2) に対する阻害作用が選択的であり,胃腸障害作用が弱い.
問5 A. COX-1,COX-2 インドメタシンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の中で,内服よりも外用で使用されることが多い.
問6 A. COX-1,COX-2 アスピリンは,シクロオキシゲナーゼ(COX-1,COX-2)をアセチル化して,可逆的に阻害する.
問7 A. COX-1,COX-2 ロキソプロフェンナトリウム水和物が,消化性潰瘍患者にも使用されるのは,胃粘膜障害作用が弱いことによる.
問8 A,B. COX-1,COX-2,尿酸 ブコロームは,抗炎症・抗リウマチ作用と尿酸排泄作用を併せ持つ.
問9 B. 尿酸 アロプリノールが,尿酸の生成量を低下させるのは,キサンチンオキシダーゼ活性を阻害することによる.
問10 B. 尿酸 メルカプトプリン水和物とアロプリノールを併用すると,メルカプトプリン水和物の骨髄抑制が増強される.
問11 B. 尿酸 プロベネシドのペニシリン作用増強は,尿細管においてペニシリンの再吸収を促進することによる.
問12 B. 尿酸 ベンズブロマロンは,尿細管分泌を阻害せず,尿細管における尿酸の再吸収を特異的に阻害する.
問13 B. 尿酸 コルヒチンは,微小管の働きを阻害して関節組織への好中球の遊走を抑制する.
問14 C. ロイコトリエン 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用により生じるぜん息発作を,アスピリンぜん息という.
問15 D. トロンボキサン アスピリンのシクロオキシゲナーゼ抑制に伴うTXA2合成抑制は,血小板の寿命の間続く,不可逆的な作用である.
問16 E. プロスタグランジン ミソプロストールは,非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の長期投与時の消化管障害 に対する適応を持っていない.