アレルギー疾患の治療に用いられる抗ヒスタミン薬は鎮静や眠気をひきおこすことがある. 抗ヒスタミン薬のアレルギー症状を抑制する目的での鎮静作用は副作用である.しかし,この場合の鎮静作用を,アレルギー症状で睡眠できない患者に臨床応用される場合は主作用であり,副作用ではない.