D-マンニトール,濃グリセリンやイソソルビドなどの浸透圧利尿薬は,糸球体でろ過されても尿細管で再吸収されずに,管腔内浸透圧の上昇により,ナトリウムと水の再吸収を抑制して利尿作用を示す. また,血管内浸透圧を高め,組織から水分を除去することから頭蓋内圧や眼内圧低下を目的として用いられることが多い.