テオフィリンの気管支拡張作用は,ホスホジエステラーゼ阻害によって細胞内cAMP濃度を高めることによるとされている. またその他に,アデノシン受容体拮抗作用,細胞内Ca2+濃度低下作用,内因性カテコールアミンの遊離促進作用などの関与が示唆されている.