第7章 呼吸器系に作用する薬物
問11 C

テオフィリンは,気管支平滑筋のβ2受容体刺激作用を介する細胞内cAMP濃度上昇により,気管支拡張作用を示す.

正解

不正解

テオフィリンの気管支拡張作用は,ホスホジエステラーゼ阻害によって細胞内cAMP濃度を高めることによるとされている. またその他に,アデノシン受容体拮抗作用,細胞内Ca2+濃度低下作用,内因性カテコールアミンの遊離促進作用などの関与が示唆されている.