第7章 呼吸器系に作用する薬物
問12 C

クロモグリク酸ナトリウムは,ヒスタミンH1受容体を遮断し,気管支ぜん息の治療に用いられる.

正解

不正解

クロモグリク酸ナトリウムは,ヒスタミンH1受容体には作用せず,抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのヒスタミンなどのケミカルメディエーターの遊離の過程を抑制する薬物で,アトピー型,混合型,感染型等の種々の病型の気管支ぜん息の発現を防止する.