第7章 呼吸器系に作用する薬物
問15 C

スプラタストトシル酸塩は,ヘルパーT細胞からのIL-4,IL-5の産生抑制に基づく抗アレルギー作用により,気管支ぜん息の治療に用いられる.

正解

不正解

スプラタストトシル酸塩は,ヘルパーT細胞からのTh2サイトカイン(IL-4,IL-5)産生を選択的に阻害して,好酸球浸潤やIgE 抗体産生を抑制する抗アレルギー薬で,気管支ぜん息の気道炎症を抑制し,ぜん息症状を改善する.