第9章 心臓血管系に作用する薬物 問29 D
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第9章 心臓血管系に作用する薬物
問29 D
カプトプリルは,ブラジキニンの分解を抑制し,空咳の副作用を生じやすい.
〇
×
正解
不正解
カプトプリルは,アンギオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬である.ブラジキニン分解酵素のキニナーゼⅡはACEと同一酵素であるため,カプトプリル投与により肺でのブラジキニンが増加し空咳を生じる.