第12章 消化器系に作用する薬物
問8 A
正解
不正解
Helicobacter pyloriの除菌により胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発が大幅に軽減できることから,除菌は標準的な治療になっている. 除菌療法としては①プロトンポンプ阻害薬(ランソプラゾール,オメプラゾール又はラベプラゾールナトリウム),②アモキシシリンと③クラリスロマイシンの3剤併用療法(PPI/AC療法)が一般的である. PPI/AC療法での除菌不成功例に対しては,クラリスロマイシンをメトロニダゾールに変更したPPI/AM療法が承認されている.