第13章 血液・造血器官に作用する薬物
問10 C

ワルファリンカリウムの抗凝固作用は,ビタミンKを多く含む食品の摂取によって減弱される.

正解

不正解

ワルファリンカリウムはビタミンKの作用に拮抗して,肝臓でのビタミンK依存性血液凝固因子である第Ⅱ,Ⅶ,Ⅸ,及びⅩ因子の生合成を抑制して抗凝血作用を示す薬物である. 納豆,クロレラ食品及び青汁などビタミンKを多く含む食品は,ワルファリンの抗凝血作用が減弱されるので摂取を避けることが望ましい.