メロペネム水和物は,腎デヒドロペプチダーゼⅠに対して安定なカルバペネム系抗生物質である. これに対してイミペネム水和物は腎のデヒドロペプチターゼⅠにより分解され不活性化されるとともに腎毒性を示すため,デヒドロペプチターゼⅠ阻害薬であるシラスタチンとの合剤で使用される.