第14章 病原生物に作用する薬物
問3 A

メロペネム水和物は,腎のデヒドロペプチターゼⅠにより分解され腎毒性を示すため,デヒドロペプチターゼ阻害薬のシラスタチンとの合剤で使用される.

正解

不正解

メロペネム水和物は,腎デヒドロペプチダーゼⅠに対して安定なカルバペネム系抗生物質である. これに対してイミペネム水和物は腎のデヒドロペプチターゼⅠにより分解され不活性化されるとともに腎毒性を示すため,デヒドロペプチターゼⅠ阻害薬であるシラスタチンとの合剤で使用される.