フルオロウラシルは,腫瘍細胞内で活性体5-FdUMPとなり,チミジル酸の合成を抑制することにより,DNA合成を阻害し抗腫瘍効果を示すピリミジン代謝拮抗薬である. ジヒドロ葉酸レダクターゼを阻害することにより抗腫瘍効果を示す薬物は,メトトレキサートである.