第15章 抗悪性腫瘍薬
問8 A

パクリタキセルは,チュブリンの重合促進および脱重合阻害作用を有する薬物で,卵巣癌の治療に用いられる.

正解

不正解

パクリタキセル,ドセタキセルなどのタキサン系抗悪性腫瘍薬は,チュブリンの重合を促進し,微小管の脱重合を阻害することにより,微小管を安定化させ,細胞周期をM期で停止させる. 卵巣癌,乳癌,胃癌,非小細胞肺癌,子宮体癌など広範囲の固形癌に有効である.