インターフェロンは,その抗ウイルス活性に基づいてB型,C型慢性肝炎の治療薬として用いられる他,抗腫瘍活性により腎癌,多発性骨髄腫,慢性骨髄性白血病など多くの疾患に用いられるが,胃癌に対する治療薬としては使用しない. インターフェロンは,その抗原性の違いによりα,β,γの3種類に大別される.