イホスファミド,シクロホスファミド投与による泌尿器系障害は,代謝物であるアクロレインが尿路粘膜を障害して発現すると考えられている. メスナは,アクロレインに付加,あるいは イホスファミド及びシクロホスファミドの抗腫瘍活性物質 4-ヒドロキシ体と縮合して,アクロレイン生成を抑制し,効果を示す.