間接型アドレナリン作動薬は短時間反復投与によって作用の低下がみられる.この現象をタキフィラキシー(速成耐性)という.間接型アドレナリン作動薬のチラミン,アンフェタミン,メタンフェタミンのうち,チラミンはある種のチーズやビールなど食品中に含まれ,アンフェタミン,メタンフェタミンは覚醒アミンとして法律上それらの使用が覚せい剤取締法によって制限されている.メタンフェタミンは商品名ヒロポンとして名高い.