第4章 中枢神経系薬
問1 A
正解
不正解
全身麻酔薬は吸入麻酔薬と静脈麻酔薬に分類される. 局所麻酔薬は局所適用(表面,浸潤,伝達,脊椎(髄),硬膜外)によって局所の麻酔作用を目的とする. 吸入麻酔薬は肺から吸入され,血液を介し脳に作用し,全身麻酔状態が得られる. 麻酔深度の維持の目的で使用される. 一方,静脈麻酔薬は,単回あるいは持続点滴で静脈内に投与され,麻酔導入・維持の目的で用いられる. 一般的に,静脈麻酔薬で急速に外科麻酔期までの導入に,吸入麻酔薬で麻酔深度を維持する方法が行われる.