問1 A. 筋弛緩 摘出骨格筋の実験系において,細胞外液中のCa2+を除外すると骨格筋の収縮は起きない.
問2 A. 筋弛緩 ベクロニウム臭化物の骨格筋弛緩作用は,筋終板の持続的脱分極に起因する.
問3 A. 筋弛緩 ベクロニウム臭化物は骨格筋への直接的な電気刺激による筋収縮を抑制する.
問4 A. 筋弛緩 スキサメトニウムの筋弛緩作用は,ネオスチグミンで拮抗される.
問5 A. 筋弛緩 筋弛緩薬のスキサメトニウム塩化物は,投与初期に一過性の筋収縮を起こす.
問6 A. 筋弛緩 スキサメトニウム塩化物は緑内障に禁忌である.
問7 A. 筋弛緩 ダントロレンナトリウム水和物は,骨格筋細胞の筋小胞体からのCa2+の放出を促進する.
問8 A. 筋弛緩 ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物やスキサメトニウム塩化物の解毒の目的に,ネオスチグミンメチル硫酸塩が用いられる.
問9 A. 筋弛緩 A型ボツリヌス毒素は,神経筋接合部におけるNM受容体を遮断作用を有し,眼瞼痙れんの治療薬として使用される.
問10 B. 局所麻酔薬 局所麻酔薬は神経の活動電位の発生を抑制し,痛覚伝導速度を遅らせる.
問11 B. 局所麻酔薬 局所麻酔薬の投与により温覚,触覚,痛覚の順に感覚が失われる.
問12 B. 局所麻酔薬 プロカイン塩酸塩は表面麻酔には使用されない.
問13 B. 局所麻酔薬 オキセサゼインは強酸性条件下でも有効であり,胃粘膜局所麻酔薬として用いられる.
問14 B. 局所麻酔薬 リドカインはプロカイン塩酸塩より組織浸透性が低い.
問15 B. 局所麻酔薬 局所麻酔薬の効力は,組織のpHによって影響される.
問16 B. 局所麻酔薬 コリンアセチラーゼは,アセチルコリンだけでなくプロカイン塩酸塩やスキサメトニウム塩化物も代謝する.
問17 B. 局所麻酔薬 コカイン塩酸塩は表面麻酔にのみ使用される.